このブログは、主に確率的アプローチとマクロ情報を用いて、より高い確率でトレーディングにより利益を得るための情報発信を目的としています。
私、whitenicebigは、世界中の先物・商品・通貨を対象にトレーディングをしています。取引手法としてはチャートの動きに着目して上昇・下落の確率を見ながらポジションを取る方法のみを行っています。
※本ブログに記載される内容はwhitenicebigの個人的な意見によるもののみです。利益を得ることを保証もできませんし、相場形成に重要な影響を与えるような情報は一切発信しておりませんのでご留意ください。

2012年7月23日月曜日

単純に考える

日経は今日も大幅下落している。
日本国民としては残念だが、常に売り推奨している身分としてはありがたい話ではあるが、心境は複雑だ。

今の日本を客観的に考えると所得増税、消費増税、超円高、エネルギー値段高騰、人口減
と買いの要素がない。どれだけ日本の技術が優れていると言っても、日経が上昇するには上のマイナス要因以上の技術的な価値が認められないときわめて難しい。

単純に考えると今の相場は消去法的に考えていく必要がある。
世界のどこが一番安全で、どこが悪いのか。
一番安全な国を買って、悪い国を売れば、最悪の損失は回避される。

2012年7月20日金曜日

民主党は通貨はドルしかないと思っている

本当にアホだ。
ドル円が下落すると騒ぐが、ユーロが下落しても何も騒がない。
ユーロを支えることは市場の安定化につながるが理解できていないようだ。
こうやって売り方が常に儲かる相場になっている。
世も末だな。

ダウロング、日経ショート

日経はどうしようもない。
円高対策と言っておきながら、消費税を上げたり、量的緩和をしないのだから上がるはずがない。

今年の推奨戦略はダウロング、日経ショートと書いた。
日本がダメリカ以上に成長できない限り、この戦略で富を築ける。
世界の経済危機は両方ともに影響するので
2月以降の日経上昇期には若干の損失も出たが、何のことはない。

1月4日:日経8560円、ダウ12410
7月20日:日経8700円、ダウ12900

1月4日時点で12410÷8560=1.45。
ダウ100枚買い、日経145枚売り。

日経ショートによる損失140円×145枚×10000円=2.03億円
ダウロングによる利益490円×100枚×10000円=4.9億円。

利益 4.9億円ー2.03億円=2.87億円。

向こう数年はこのポジションで問題なし。

2012年7月18日水曜日

格付けインサイダーがなくならないと反転はない

たかがインサイダー、されどインサイダー。
今日書くことは妄想と言われればそれまでで何も否定しない。

ここ数年の株価下落局面では、必ずと言っていいほど格付け機関がレーティングをマイナスにしている。
今日もオーストリアの格下げでユーロが売られ、日経は円ベースで下落という結果になっている。
日本の投資家が円で投資をする以上、ユーロやドルの対円での通貨安はマイナス要因に働く。
12日にダウは底をつけてその後、300ポイント程度上昇しているが、日経は数十円の上昇にとどまっている。この間、円高が進行しており、円で投資をしている投資家はダメージを受けている。

格付け機関の悪い情報は円高に誘導をしてしまうので、世界の指数よりも大きく日経にはマイナスに作用する。欧州危機の中心にいるドイツDAXは大した下落をしなくとも日経には大きく作用する。
円ベースの日経の本格的な上昇には円安は不可欠であって、円高要因になりうるものは大きなマイナスインパクトをもたらす。
私がダウロングの日経ショートを進める理由であるが、実に深刻な問題である。

2012年7月12日木曜日

日銀はだめだろう

やはり下がってしまった。
欧州も米国も中国も金融緩和に動いている中で、日銀だけが動いていない。
通貨は相対的な発行量で価値が決まるとすると、金融引き締めを行っていると言ってもいいような状態になっている。
私は円安論者ではないが、世界の緩和と同様の緩和をしないと実質的に緩和ではなくなる。
だから、世界の緩和と同一の緩和を常にすべきだと思っている。

今の政府の悪いのは、複数事案を同時並行的に処理できないという無能さにある。
ついこの前まで円高議論が盛んだったのが、消費税や原発の問題が出てくると、誰も何も言わなくなる。

本当にどうしようもない。

2012年7月11日水曜日

一つの時代が終わろうとしている

日経について、短期の買い以外、いつも買いを薦めていない。
欧州問題が非常に深刻だというのもその理由であるけれど、インサイダーが日経の上昇を抑えているような気が前からしていた。
yahooの掲示板に投稿していた頃も、野村については絶対買わないと書いていたが、その理由によるもの。
増資前の株価が異常に売られて、増資が発表され投げ売りが終わったら一気に上昇するという動きはインサイダー以外に考えづらいといつも考えていた。

今日は、米国の統計情報による米証券のインサイダーのニュースが流れている。
次に流れるのは格付け機関のインサイダーだろう。
ここ数年、格付け機関がことあるごとに変な情報を出して株価がおかしくなってきた。

これらの結論をまとめるととても買えないのである。数日の買いはあったとしても長期は無理である。アホリストもちょうどいいところで売りあおったりするのでどうしようもない。

ユーロ円は今日も大きく下落している。
このまま下落するのか。いや、一回戻してから秋に大暴落するような気がする。
ユーロもまたヘッジファンドに遊ばれている通貨である。

日本は、領土問題で馬鹿にされ、通貨問題でも犠牲を強いられている。
情けないな。

2012年7月9日月曜日

市場はランダムなのか

市場の動きはランダムなのか。そうではないのか。
投資をしている以上、市場の動きはランダムとは考えたくない。
市場の動きがランダムなら、証券会社にスプレッドを支払っている以上、長期的に勝てることはないからである。
実際に、有名な投資家は資産の構築に成功しているのでどうもランダムではないと思いたいところであるが、ポールソンのようにリーマンショックの時は大勝したものの、その後は負けている著名投資家も多い。

市場の動きがランダムなのかどうかをテストするにはどうしたらいいのだろうか。
コンピュータ技術が発達しているし、株価データも十分に存在するのでコンピュータを使ってテストしてみるといい。

さて、検証するにはどういう方法がいいのか。最初に思いつくのは、さいころを振って投資をして一定の等しい値幅で利確、損切りし、またランダムに投資を行ってこれを繰り返す。数千回テストして平均利益が0円に近ければ、ランダムと言ってもいいだろう。
これについて2011年のユーロ円の1分足で実験をしてみたことがある。さいころを振って買い、売りのどちらかにポジションをとり、0.1円の利益で利確、-0.1円で損切りする。そしてポジションを解消したらさいころを振って、同じことを繰り返す。これを1年行う。コンピュータで行っているので、これを数千回繰り返してみる。数千通りの投資ゲームの結果を見てみた。

結果。
平均はほぼ0に近くなる。スプレッドを支払っているので、適当にやっていては勝てないということになる。

それでは、次の実験。利確と損切の幅をずらしたらどうなるのか。上の例で0.1円で利確、-0.1円で損切していたものを例えば、0.08円で利確、-0.1円で損切というふうにずらしたらどうなるのか。
もし市場の動きがランダムなのであれば、このようにしても利益の平均は0になるはずである。なぜなら、0.08円で利確する分、利確できる回数は増えるものの利益は減るので本当にランダムであれば、利確と損切の値幅を変化させても、それだけでは勝てないという結果にならないと変なのである。

結果。
今回はここまで。



2012年7月6日金曜日

日本を買えない訳

私はいつも日経に対してネガティブな見方をしている。
理由は、公務員国家で共産主義国家であって、政治家が自慰的な議論ばかりしているからである。下の記事、本当にこれで日経を買えるだろうか。リスクのとらない公務員や政治家が考える戦略なんて実業家の私からしたら何の意味もないし、具体性がない。
自分の力でお金を稼いだことのない人が国家の成長戦略を考えても効果は薄いだろう。



[東京 6日 ロイター] 国家戦略会議のフロンティア分科会は6日、「あらゆる力を発露し、創造的結合で新たな価値を生み出す『共創の国』づくり」と題する報告書をまとめ、野田佳彦首相に提出した。

報告書は、分科会の下に設けた「叡智」、「繁栄」、「幸福」、「平和」の4つのフロンティア部会での議論を元に作成した。2050年の日本のあるべき姿を「共創の国」として描き、社会の多様な主体が潜在力を最大限に引き出し、創造的結合によって新たな価値を創出する国の姿をイメージした。

こうした国づくりのためには、社会基盤として「交流」、「混合」、「変容」といった力を定着させること、1人当たりの国内総生産(GDP)を継続的に成長させること、「尊厳ある生」を保障すること、互恵的・協調的な経済発展の追求や人間の安全保障推進など能動的な平和主義をとること──などが必要だと指摘。「環太平洋連携協定(TPP)への参加を通じた貿易や投資の自由化・円滑化」(繁栄のフロンティア)に加え、「集団的自衛権に関する解釈など旧来の制度慣行の見直しなどを通じて安全保障協力手段の拡充を図るべき」(平和のフロンティア)などと提言している。

また、2025年までに重点的に進める政策の方向性として、知識と情報を社会や市場につなぐ仕組みの強化や人を財(たから)とする「人財戦略」の国家戦略への位置づけ、規制改革を通じた成長、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化などが重要だと指摘した。

さらに分科会では、こうした施策の実効性を高めるためには国民の意識改革と政治の強いリーダーシップが不可欠だと呼びかけた。

報告書は国家戦略会議に報告され、国家戦略会議がまとめる日本再生戦略の議論の材料となる。野田首相はこの日の会合で「日本再生戦略の中に存分に反映させたい。この報告書が、社会全体において、国づくりに向けた議論の喚起につながることを期待する」と語った。

体調を壊す

本当に久々に戻ってこれた。体調を壊してしまった。
年である。人生は短いものだなとつくづく思う。

世界的に量的緩和の連打モードになってきた。
それでも株が上昇していないのは、織り込み済みなのではなく(実際に為替市場は大きく反応したので)、今後、起こりうるマイナスの影響を察しはじめたからと言っていい。

サマーラリーの上昇は、あるとみてもいいと思う。
問題は秋以降、リーマンショックがそうであったように秋以降に問題が起こると思う。

問題は深刻である。